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2009.05.25 Monday
深イイ本?
JUGEMテーマ:オススメの本 「夜は短し歩けよ乙女」からすっかり 森見登美彦氏のファンになってしまった私は、現在森見氏の作品を読み漁っております。 どれも京大の学生が主人公で(明記はしてないですが)作中に出てくる地名には馴染みのあるものばかり。今私は無性に京都に住みたいです。 この本はパラレルで、大学3回生の主人公が入学してから今までの大学生活を悔やみ、「あの時あの道を選んでいたら」と思うことから始まります。しかしどの選択をしたとしても結局大した違いはないという話なのです。 「小説とは読み手に感動を与えなければならない」ウチのオカンの格言ですが、それに則るとこれは小説としては今一つだということになります。しかし今までの人生を悔やむ気持ちは私にもあり、最初はプライドだけが高いダメ人間だと思っていた主人公にも読み進めるうち親近感が湧いてきます。(私だけか? ) それよりも何よりも私のお気に入りの樋口さんと羽貫さんがわんさか出てきたのが良かった。 でも樋口さんってずぼらな格好してるけど「隠れイケメン」であろうと思い込んでいた私。「茄子のようにしゃくれた顔」という表現を見つけた時のショックは大きかったです。 いいや、私の中の樋口さんは隠れイケメンで通そう。 大学8回生という事は私と同じ歳位か。「夜は短し〜」では自身を天狗と言ってたけど結局のところ何なのかさっぱり分かりません。樋口さんの弟子達もその教えが深遠すぎて自分が何の弟子か分かってないし。 今は森見氏の処女作「太陽の塔」を読んでいますが、作品を遡るごとに主人公の性格がイタくなっているような気がします。 コメント
藍色さん、コメント及びトラックバックありがとうございます!トラックバックの仕組みがイマイチ分かっていない私ですので頑張ってトライしてみますが、出来なかったらごめんなさい。
| 北川聖子 | 2009/08/25 10:06 PM |
こんにちは。
トラックバックさせていただきました。 トラックバックいただけたらうれしいです。 お気軽にどうぞ。
| 藍色 | 2009/08/25 10:19 AM |
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| 粋な提案 | 2009/08/25 10:03 AM |
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