2014.02.23 Sunday
卒展レポート14京都精華大学編。

今年もやって参りました。我が母国京都精華大学の卒業制作展。
正直前回の成安造形大学が結構がっかりだったので、若干不安感漂わせてましたが、先に結論を言っちゃうとお変わりないようで何よりでした。
ただそれは他の大学と比べたらという話で、全体的にレベルはゆるやかに落ちてる気がします(~_~;)
個人的には辛口コメントあんまり書きたくないんですけど…私だって大した作家ではないし何様やねんと自分でも思っちゃう( ̄◇ ̄;)
だけど感想を書こうとするとね〜。・゜・(ノД`)・゜・。
という事でちょっと辛口風味な感想ですm(__)m
まずはデザイン学部から。
あんまりアバンギャルドな作品がなかったのが残念です。以前はデジタルクリエイションとかがTwitterなどと連携してたりアプリ開発してたりUstreamで番組作ってたりしてたけどそんな感じの作品が見当たりませんでした。
グラフィックかな?の学生さんので、お客さんに好きな字を書いてもらって(ひらがな限定)それをその場でハンコにするってのがありましたが、それ私がいつもイベントとかでやってるヤツやわ(^_^;)
しかも材質を確認したら消しゴムハンコでした。それでいいのか4年間の集大成。
その中でも安定感を誇るのはプロダクトコミュニケーションデザイン。
相変わらずきっちりしてます。しかも今年は先生方が木のプレートにコメントを書いてて愛情がこもってるなぁと思いました。(大抵の学生はみっちり3行くらいコメントが書かれている中「もっとしっかりしましょう」的な感じのあっさりコメントの学生さんがおりました( ̄◇ ̄;)よっぽどギリで卒業なんでしょうね)
多分ゼミの特色なんでしょうが、今年も空堀を題材にしてる学生さんがおりました。
何年も見てるからなのかレベルが落ちてるからなのか両方なのか分かりませんけどあんまり新鮮味がなかったなー。
続きまして芸術学部。
我がテキスタイルはあまり良くない意味でお変わりなく。
何点か良い作品がありましたが、全体的になんかキレイにまとめようとし過ぎな印象を受けました。
その他日本画では結構アバンギャルドな作品に遭遇しましたが、展示方法に注目が行き過ぎて肝心の絵の中身が伝わらず終い(苦笑)

約1時間半程かけて美術館を堪能した後は、シャトルバスに乗って京都国際マンガミュージアムへ。
毎年の事ですがこの卒展の時期だけ入館料タダなんですよ(^ω^)
こちらではマンガ学部の卒展になってます。私何度も通ってるハズなんですが未だに館内のどこがどうってのが分かりづらいです。いろんな部屋に展示されてますからね。
そして道すがら渡り廊下とかいろんなトコロにマンガが。(私が在学中は大学の情報館にあったヤツ)
てか展示室にもマンガあるもんだから卒展そっちのけでみんなマンガ読んでないか?( ̄◇ ̄;)
まぁ分からんでもないけど…。
ちなみに検索機もありますが、あのマンガの陳列方法はどうも馴染めなくて(多分出版社とか少女マンガとか少年マンガとかの分類一切なしで作者の名前順になってる)特に蔵書が増えてる訳でもなさそうだったのでちょっとがっかりして出ました。
その後は四条烏丸まで下ってCOCON烏丸にあります精華のサテライトショップkara-Sへ行ってぶらぶら帰宅しました。
いい感じにクリエイティブ脳が刺激された一日でしたわ。